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March 30, 2015

MEDIA

TAMTAMからベース脱退

2015年3月27日の大阪のライブを最後にTAMTAMを脱退いたしました。
突然の連絡で結成当初から応援してくださったファンの皆様には大変申し訳なく思っています。メンバー各自それぞれの道を進んでいきますので何卒宜しくお願いします。

natalieが記事として取り上げてくれました。

ここに脱退に関して、僕からの皆様へのコメントを記載致します。

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2015年3月で小林樹音はTAMTAMを脱退することになりました。

バンド結成から6年弱たくさんの関係者及びスタッフ、仲間たち、先輩方、家族、ファンの方々に支えられここまでやってきました。まず最初にお詫び申し上げます。恩を仇で返すような形になってしまったかもしれません。本当に申し訳ないです。可能であれば一人一人顔を合わせ、面と向かって、言葉で伝えたかったのですが現実的に叶わず、こういったサイトでの告知になってしまったことを申し訳なく思っています。。。

結成当時は僕は21歳でしたので、この6年でリリースやデビューなどたくさんの経験をさせてもらえました。ライブ当日に震災が起きたり、曲作りがうまく進まなかったり、メンバーが脱退したり。どのバンドにとっても当たり前のことかもしれませんがずっとバンドの変動を見てきました。決して楽ではなかったですが、振り返るとたくさん泣き、笑い、怒り、怒られ毎日が刺激的で充実していたと思います。

「音楽で生きる!」と心に決め、がむしゃらに頑張ってきていたつもりではあったのですが、TAMTAMという集合体に属する自分を支えていた柱がいつのまにか無くなってしまっていたことに気付きました。ずっと一人で悩んでいました。まだ足りない、まだやれる、もっと頑張れると自分自身に向かって喝を入れながら踏ん張ってきましたが、ある時にその緊張の糸が切れてしまいました。だから袂を分かつことを決めました。

もっとやりたい音楽がある。楽しみたいことがある。これを見ているあなたに伝えたい言葉がある。伝えたい音がある。一緒に感じたいことがある。もっと見たい光景がある。会いたい人がいる。言い合いたい。高め合いたい。

音楽不況とはよく言われます。音楽で世界なんて救えないのもわかっています。でも僕自身は辛いとき、悲しいときに音楽が支えてくれました。だから今の自分があるんです。そういう音楽を作っていきたい。
だからこれからはTAMTAMとは別の道で僕自身の音楽の活動を続けていきます。まっすぐに。ひたすらに。

僕が居なくなってもTAMTAMというバンドは続きますので、残った彼らの活動を応援してあげてください。

今まで本当にありがとうございました。皆様があってこその今の僕です。またどこかで皆様の顔が見られるのを楽しみにしています。

2015年3月1日 小林樹音(Junet Kobayashi)